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「ファーストペンギン!」漁師たちをどう束ねる?

ファーストペンギン!


ドラマ「ファーストペンギン!」の今後の展開についての考察記事です。一部ネタバレを含みますので、まだ観てない人はご注意下さいね。

大臣の印鑑までもらう行動力

このドラマ、実話を題材にしたストーリーですが、アジとサバの違いもわからないシングルマザーの主人公・岩崎和佳(奈緒)が、漁師の片岡洋(堤真一)から浜の立て直しを一万円で頼まれます(安っ!)。頼む方も頼む方ですが、受ける方も受ける方ですね(笑)。

 

水揚げされた魚を仲買人、卸売りなどに仲介させることなく、直接販売すれば、その分利益が大きくなります。ここまでは誰でも考えることです。

 

ただしそれには、地域団体や行政・国からの許可が必要になるわけですが、実際に行動に移すのが凄いところで、自分で調べて漁業関係の法律を元に、農林水産大臣の印鑑までとってきてしまうんですね。

 

そして、ここまでなら、案外やろうと思えばやれるでしょう。時間と労力はかかりますが。一万円でと言われてやる人はいないでしょうが(笑)

 

本当の敵は味方に潜んでいる?

たった一話でここまで話が進んでしまったのですが、問題はここから。

漁師たちが魚を直接販売することを快く思わない人たちがいます。漁業組合です。船の整備や燃料などを準備する人たちです。

自分たちには利益がでないし、よそから来た人間に浜を荒らされたくないなどの感情もあったでしょう、そんなことをするなら、組合は業務から手を引くと言い出します。

 

それを見て、今まで岩崎和佳に賛成してた漁師たちが、急に態度を変えます。自分たちで頼み込んでいながら、上からの圧がかかると、そっちに尻尾を振り出してしまうんですね。

 

勇気をだして一歩を踏み込んだにもかかわらず、今まで味方だと思っていた人間にまで裏切られた感じです。よく言われる、長い物にはまかれろっていうやつです。

 

こういった人間関係って、実社会でもありますよね。会社はもちろん、学校などでも。大人・子供関係なく・・・です。古いしきたりだからとか、そういう決まりだからとか、言うことはいろいろあるのですが、結局は、自分たちの立場が脅かされるから反対するわけですよ。

 

浜を立て直したいとか、不漁が続く現状をどうかしたいとか口では言ってるくせに・・・。

 

全員の利害を一致させる必要がある

結局は、いいアイディアだけ持ち寄って、実行に移しても上手くいきません。相手は人間ですからね。キレイごとだけじゃ、改善しないのです。みんな自分の身がかわいいんですよね。

 

となれば、やはり漁師・漁業組合ともにおいしい思いをさせないといけないわけです。結局最後は人間、利益で動くものです。利害関係が一致しないと団結するのは難しいです。

 

ただ、それには漁師と言う聞き分けのない人たち、しかも年齢のいっている人を相手にするわけで、一筋縄ではいかないんですよね。そこらをどう岩崎和佳がまとめるのかが見ものです。

 

第一話のあらすじ

人生崖っぷちのシングルマザー・岩崎和佳(奈緒)は、5才の一人息子・進(石塚陸翔)を連れて、寂れた港町・汐ヶ崎に移り住んできたばかり。地元のホテルで仲居として働いていたある日、漁師の片岡洋(堤真一)から「浜の立て直し」を頼み込まれる。片岡は、漁師たちの高齢化が進み、漁獲量も減りゆくばかりの港の窮状を憂い、かつての賑わいを取り戻したいと思う一方、これといった打開策も見いだせぬまま、ひそかに危機感を募らせていたのだった。

漁業の世界に飛び込む

アジとサバの違いもわからず、未知なる『漁業の世界』に飛び込むことに尻込みする和佳だったが、片岡に連れて行かれた漁港で振舞われた魚の美味しさに感動。半ば押し切られる形で、片岡の依頼を引き受けることになった。早速漁業について勉強を開始した和佳は、東京にいる相談相手・琴平祐介(渡辺大知)からアドバイスを受けながら、魚の直販ビジネス『お魚ボックス』のアイデアを思いつき、片岡たちに提案。

中間業者は面白くない

しかし、『お魚ボックス』は、既存の流通の『中間業者』にあたる漁協や仲買を飛ばすことになるらしく、彼らに喧嘩を売るも同然な案だった。片岡たちから「漁協に逆らうなんてありえない」と猛反対を受け、渋々引き下がろうとする和佳だったが、内心は納得しきれていない様子で…。

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