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刑事7人(ドラマ)平野絢規演じる少年の嘘とは?

刑事7人

エビデンスVSエビサワデス!?

1話2話での路敏の「コスパ」「プライオリティ」発言に続き、今回は「エビデンス」を主張していました。毎回わかりやすくキーワードを繰り返す路敏の様子はもはや面白く感じてきました!そして、なんだかんだ言って、先輩に振り回されながら、最後には素直に学んでいくところが路敏の良さなのかも知れません。

 

「胸騒ぎがする」と言って目撃者を探す海老沢は、路敏にエビデンスがないと言われてしまうが、それに対し「エビさわデンス…」と自分の名前と絡めて返し受け流します。

 

いつも穏やかでちょっと頼りない感じはありますが、相手を否定しないで受け止めてくれる海老沢に癒やされるね。

 

いつもは目立って活躍しているようには見えない海老沢ですが、今回は彼の優しさと内に秘める熱さを感じさせられました。

 

目撃者・星也の話に熱心に耳を傾け、その証言を元に現場に何度も足を運んで検証します。調べれば調べるほど、明らかになることは、星也の証言が間違っていると示すことばかり。しかし海老沢は自分だけは信じたいと、揺るがずに捜査していくのです。

 

特に「誰も信じてくれないなんて、大人の俺でも辛いもんな」と何気なく言った言葉が印象的だった。

 

いつも飄々として穏やかな海老沢ですが、過去に部下から信頼されていなかったこともあり、胸の内では辛さを抱えているのかも知れません。

 

天樹のように理論に基づいたひらめきや推理ではなく、ひたすら人を信じ、わずかな真実の可能性を求めて走り回る海老沢の不器用さが、逆に格好く感じました。

 

 

悲しみを背負う2人の関係とは?

事件の真相は、脅されて嘘の証言をさせられるなど、被害者達との関係に苦しんでいた森岡による犯行でした。その罪をなすりつけられそうになった安西。そして殺人現場に居合わせた少年・星也。2人を結びつけるものは、大切な家族を失った悲しみでした。

 

星也のことを気にかけ、いつも声をかけていた安西ですが、星也が安西をかばうような証言をする姿を見て、「これ以上私達に関わってほしくない!」と冷たく突き放します。

 

娘を亡くして自暴自棄になったということだけではなく、自分をかばうがために必死になり、傷つく星也を守るためでもあったんだろうね。

 

一方で星也も安西をかばおうとする反面、どこか心を開ききっていない様子でした。互いに依存するわけではなくとも、大切な人を失い、心の拠り所を求めていたのかも知れません。

 

その付かず離れずの2人距離感がなおさら切なく感じるのです。村田雄浩さん演じる安西の怒りや悲しみをにじませる表情が同情を誘います。

 

そして、星也役の平野絢規くんの演技が、複雑な心境を抱える少年の絶妙な雰囲気をかもし出していたよね・・・。

 

悲しみを受け入れ、乗り越えることは簡単ではないでしょうが、その胸の内を理解してくれる人がいてくれることは心強いことでしょう。親子以上に歳は離れている2人ですが、似たような境遇にいて支え合う同士のような関係に思えました。

 

オオカミ少年と汚い大人達

今回のストーリーでは、「嘘」というものがポイントになっていたように感じます。事件現場でUFOのような光を見たと目撃証言をする星也は、周りの人や、星也を引き取った親戚にも嘘つきだと言われ、路敏にも「オオカミ少年」と決めつけられてしまいます。

 

実際に、2件目の事件に関しては、自宅にいたにも関わらず、再びUFOを見たと嘘をついてしまうのです。そして、安西をかばうため、一緒に星を見ていたという嘘も。最初に目撃した光はUFOではなかったものの、光を見たと言う星也を海老沢が信じ抜いたことで、真実を探し出すことができました。

 

単に「嘘」と言っても、どうして嘘をつくのか、全てが嘘なのか、そこに隠された背景を見つけ出すことに意味があったんだよね。

 

森岡が磯村と春日を殺害するに至った経緯にも「嘘」が絡んでいました。安西の娘・明日香への強盗、暴行の罪から逃れるために、磯村と春日が中学生当時の後輩だった森岡に、嘘のありばい証言をさせるために脅していた過去があったのです。

 

人が発する言葉には、どんな意味が隠されているのか、その人自身を信じられるのか、考えさせられる内容でした。

 

全く嘘をついたことがない人はあまりいないのではないかと思いますが、できるだけ正直な人生を歩んでいきたいところですね!

 


 

みんなの感想

3話のあらすじ

公園で磯村正彦の刺殺体が発見される。街灯がひとつもない場所で争った形跡がないことから、顔見知りの犯行が考えられた。天樹と青山は、現場に残された被害者のものとは別の靴跡から捜査を始めた。目撃者を探していた海老沢と路敏は、少年・園田星也葉に出会う。星也は昨夜見た光景として、スケッチブックに色鉛筆でオレンジ色の巨大な光を放つUFOの絵を描いてふたりに見せる。相手にしない路敏に対し、海老沢はその絵に描かれたUFOに、俄然興味を示すのだった。天樹は被害者と金銭関係で揉めていた春日誠を訪問。春日の履く安全靴に目を向ける。そんな中、第二の事件が起こる。しかもその夜も、オレンジ色の光が暗闇の中で揺れては消えていた。星也が見たUFOの正体と、事件との関連を新専従捜査班が探っていく。

登場人物とキャスト

天樹悠  (東山紀之)
野々村拓海(白洲迅)
青山新  (塚本高史)
海老沢芳樹(田辺誠一)
片桐正敏 (吉田鋼太郎)
堂本俊太郎(北大路欣也)
坂下路敏 (小瀧望)

安西満  (村田雄浩)
森岡哲也 (冨田佳輔)
園田星也 (平野絢規)
園田一美 (吉沢梨絵)
春日誠  (古野陽大)
磯村正彦 (宮澤佑)
安西明日香(宮下かな子)

 

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