第10話のあらすじ
小勝負勉(坂口)らダイロクは『ラクター建設』の樋山雄也(平原テツ)が仕切る談合現場に踏み込む。だが、そこには『小津建設』の小津耕介(竹財輝之助)がいた。そこで行われていた談合はダイロクが追う「東京湾岸地区再開発プロジェクト」ではなかった。自分の身に危険が及ばないようにするために、藤堂清正(小日向文世)が仕掛けた罠だった。しかし、ダイロクのメンバーはあきらめない。「再開発プロジェクト」の調査は認められなかったが、樋山と小津建設が関わっていた談合の裏付け調査という名目で『ラクター建設』を立入検査できた。入札日が迫る「再開発プロジェクト」の談合場所を探り出すが、留置した資料からは証拠品がなかなか見つからない。風見慎一(大倉孝二)は白熊(杏)に『小津建設』で資料を留置してきてほしいと頼む。白熊が『小津建設』に赴くと、小津と環(前田亜季)が途方に暮れていた。談合に関わったことが知られ、次々に仕事がキャンセルされていたのだ。環は思い詰めた表情をしている。留置品を持って白熊はダイロクに戻るが、まだ「再開発プロジェクト」の談合場所などの手がかりは得られていなかった。参照元:Yahooニュース
╲10話放送まであと30分‼️╱
いよいよ、最終決戦😱
小勝負はどうやって藤堂と戦うのか⁉️
お見逃しなく‼️#競争の番人 #フジテレビ #月9#坂口健太郎 #杏 pic.twitter.com/T1JnyJTSBt
— 『競争の番人』フジテレビ 第10話9月12日月曜よる9時‼️ (@kyoso_fujitv) September 12, 2022

本気のダイロク始動!
藤堂が手を引く東京湾岸地区再開発プロジェクトの談合を暴こうとする小勝負たちダイロク。ここでやっと主導して談合を行っていると思われるラクター建設のしっぽを掴んだと思ったら目をつけていた樋山が別件で逮捕。
トカゲの尻尾切りみたいに手がかりが無くなったダイロクです。しかし白熊も風見も桃園もみんな諦めず、ラクター建設に立ち入り検査を実施。

押収した資料を一丸となってブツ読みをする姿が熱くさせてくれるシーンですね。
ここで樋山に変わる談合の主導は、塚田という人物の様です。ここは六角に見張らせ、白熊はメインで談合に関わっていた小津耕介のいる小津建設に資料を取りに行きました。
そこで見た現実は、小津が裏切ったと談合阻止の仕返しの様なものを発見。そして次々と仕事がなくなっていく耕介の姿を見て白熊は何とも言えない気持ちになります。

談合は絶対にやってはいけない悪い事だと言うシンプルな気持ちに、現実やらないとやっていけない会社もあるという事を突きつけられキツイシーンです。
小勝負くんは今までチームで戦っている様でもずっと一人で戦ってた。だけど、本庄さんの気持ちを知ったり、白熊さんを始めダイロクの人達が手伝ってくれて気持ちに変化が現れたね🌈
この3人のシーンの小勝負くんの嬉しそうな「はい」がとても胸熱でした☺️#競争の番人#坂口健太郎 君の笑顔素敵✨🥰 pic.twitter.com/DBgKQXfC8h— じんちゃん (@3DJybN03FpxOGN2) September 13, 2022
見えてきた藤堂の本当の目的
とにかく談合にこだわる藤堂ですがとうとう一部の談合を許可する法案を通そうとするニュースが入ってきます。そこまでやるかとざわつくダイロクですが、小勝負はその深い洞察力をもって藤堂かここまでする背景に何かあるのではと思い始めます。

絶望的ですが、少しトーンが変わりそうです。
ここで緑川から小勝負に、大阪に昔の藤堂を知る人物がいると知らされました。すぐに大阪に向かう小勝負。

ここで緑川が私があなたに何でここまでするかわかる?と言うも鈍感な小勝負はやはり気づかず。残念です!
大阪に行くとある男性に会った小勝負は、藤堂が昔は人の談合を徹底的に糾弾する様な男だったと聞きます。驚きを隠せない小勝負ですが藤堂のバックボーンにますます興味を持った小勝負は30年前に藤堂に何かあったか調べる事に。またみんなで本庄のお見舞いに行こうとします。
小勝負が最初に病院に着き話をしますが、本庄からダイロクは小勝負の父の仇をとる為に計画し結成したチームで自分が選び抜いた最高のメンバーだと言いました。後に続いてお見舞いに来た風見達は褒められ照れながら、やはり仕事しようと引き返すシーンが可愛いです。
法案を阻止するため駆け抜けるダイロク
みんなの努力が通じたのか、塚田を追っていた六角が談合が行われるやり取りをキャッチ。談合を行う会場へのタクシーの怪しい領収書を発見します。しかしその形跡から会場に使われたお店の候補は500件!腕が鳴る場面ですが、大森から白熊に環がいなくなったと連絡が入ります。
法案まで残り僅かとなった時間ですが、小勝負達はまたも藤堂をダイロクに呼び寄せます。そこで始まった昔話は、阪神淡路大震災の時の事。藤堂一家が住んでいたマンションの建設会社が、競争に勝つ為に安い材料を使い建てた事が発覚。
環は生きていたものの、妻を失った藤堂はここから競争を憎み安定した大手に談合を任せると言う考えに変わりました。

なるほどと思わせる動機ですね、あれだけ談合にこだわるのは家族の死と言うのは納得のシーンでクライマックス感凄いです。
環は発見されますが自殺未遂で入院と言うと藤堂も堪えますが、もう談合は終わってると発言。するとここで小勝負が待ってましたと言うと何と今談合が行われているところを桃園たちが抑えます。これで藤堂が談合を知ってると言う証拠が揃い、六角の父もここで参戦。
とうとう藤堂の野望を阻止する事になりました。その後の緑川の会見で公取の名前が少し出てみんな大喜び。しかし勝手な行動をしたと小勝負は異動させられますが、白熊と小勝負の間には友情の様なものが芽生えいい別れをします。
月日が経ち、白熊は公取の仕事が板についてきて、小勝負は田舎で今も大小関係なく不正を取り締まっているのでした。

みんな熱い仕事をするカッコいいラストでしたね。恋愛要素などは排除して、凄く爽やかでカッコいいドラマでした。
登場人物・キャスト
白熊楓(杏)
小勝負勉(坂口健太郎)
桃園千代子(小池栄子)
風見慎一(大倉孝二)
藤堂清正(小日向文世)
緑川瑛子(大西礼芳)
紺野守里(石川萌香)
大森徹也(黒羽麻璃央)
六角洸介(加藤清史郎)
本庄聡子(寺島しのぶ)
小津環(前田亜季)
小津耕介(竹財輝之助)
木下健一(石井正則)
樋山雄也(平原テツ)